夢を見させてくれ

文章の口調が安定しません。

後悔の残らないように

こんばんは、お久しぶりです。

前回の記事でわたし、こんなことを書いてました。

わたしが推しを下りる未来なんて絶対に想像できないので、来年もなんだかんだ言ってオタクしてると思います。

結果を言います。
推し変しました。

いや、別に推し変したこと報告する必要性なんかどこにもないんだけど、わたしの気持ちの整理も兼ねて、この記事を書こうと思います。

推し変した理由については書かないし、新しい推しが誰かを言う気もない。
そもそも、新しい推しに出会った時点で、このブログはもう更新しないつもりでいたぐらい。
それでも、この記事を書こうと思ったのは、私立恵比寿中学松野莉奈さんのことがあったから。

わたしはエビ中のオタクではないです。
気に入った曲があれば、iTunesレコチョクで買う程度の人間。(CDは場所が埋まるから、あまり買いたくない派)
ライブに行きたいって思ったことがないわけではないんだけど、わたしの女の子アイドルに対するスタンスは基本的に「見てるだけ」。
可愛い女の子が歌って踊って、バラエティとか自身たちの番組で色んな企画に挑戦する姿を見るのが、純粋に好き。
だって可愛いんだよ?あんなに可愛いんだよ???
見てるだけで癒される。

わたしはエビ中にお金を落としてきた人間ではないから、オタクを名乗る資格もないし、ファンですらない。
りななんの死を悲しんでいいのかも分からない。
でも、わたしはりななんの歌が大好きだった。
エビ中の推しはりななんではないんだけど、(そもそもオタクじゃないから推しって言っていいのかも分からない)、ハイタテキ!のりななんを見たとき、あまりの可愛さと美しさに震えた。
前からりななんが可愛いのは知ってた、でも松野莉奈という人間の、アイドルとしての、その美しさをまざまざと見せつけられた気がした。
公式MV(ダンスVerじゃない方)の45秒付近で一瞬写る口元だけのりななん、2分20秒付近の口元に手を添えながら歌うりななん、3分18秒付近のエビのぬいぐるみ(結構リアル)を持って笑うりななん、ケースの中に収まってるりななん、どこを取っても美しすぎる。
それ以降はどのMVを見るときも、推しよりもりななんを目で追ってしまう。
もはやりななんが推しなんじゃないかってぐらい目で追ってしまう。
そのくらい、彼女は見る人全てを惹き寄せるだけの魅力を持っていたとわたしは思う。

一通り、りななんとのお別れを悲しみ、いい加減涙も出ねえよってぐらいに泣き疲れたとき、ふと考えた。
オタクですらないわたしがこんなに悲しいなら、ずっとりななんを推してきた人や、ずっとエビ中を推してきた人はどれだけ悲しいのだろう。
Twitterを見てれば、りななん推しの人たちの悲しみは痛いほど伝わってきた。
だって、数日前までだって元気だった子が急に。
あの時のライブ行ってればよかったとか後悔してる人や、最近気持ちが離れてたけどもっとちゃんと応援してればよかったって人もちらほらいて。

オタクするなら後悔の残らないように。
若手俳優カテでブログ書いてる方の中でも、こういうニュアンスのことを書いていた人はたくさんいたし、私もこれは肝に命じてる。

もっとちゃんと、あの時あの日、なんて後悔しても、肝心の会いたいその人がいないなら何も意味はない。
人は失ってから、もう会えなくなってから、後悔するんだ。

わたしだって、一番初めに推してた地下アイドルもどきの推しにまた会いたい。
降りてからもぐちぐち文句ばっか言ってたようなオタクだけど、それでもわたしは貴方に出会えてよかったって心の底から思えるんだ。
今更になって、ようやく貴方の大切さに気づいたんだ。
ラストライブに行かなかったのはわたしの選択だし、当時のわたしにはそうするしかなかった。
貴方の最期を見届けられるだけの心の余裕がなかった。
でも、今となっては、無理してでも行けば良かったのかななんて思ってる。
後悔してるんだよ、あの日、貴方の最期を見届けようとしなかったこと。
もう貴方には会えない、引退した貴方がいまどこで何をしているのかも分からない。
メンバーのTwitterを見ても、貴方のことなんかどこにも書いてない。
貴方の歌をもう一度聴きたいとは言わない、言えない。
貴方の最期から目を背けたわたしにそんなことをいう資格はない。
でも、ただ一言「ありがとう」って言わせてよ。

りななんの一件を受けて、ますます後悔の残らないようにっていう気持ちが強くなった。
あとね、りななんの一件がある前日の夜ぐらいに、Dボーイズのwiki見てたんですよ、なんとなく。
2016年の間に(もちろんその前からいたけど、16年はそれが特に多かった気がする)、Dボ所属の人たちが何人もDボーイズを卒業して、芸能界から去っていった。
柳くんの一件もあったから、なおさらりななんのことが大きくのしかかった。
引退ならまだいいのだ、どこかで彼らが生きている。
どこかで彼らがわたしたちと同じ空を見ていると思える。
でも、りななんはそうじゃないんだ。
もうどこにもいない。
わたしだって後悔してるんだよ、いろんなことに。
りななんのことだって、りななんの歌を生で聴きたいって思ったことがないわけじゃない。
生のりななんを見たかった。
テレビで見てるだけで十分でも、それでもやっぱり、わたしはりななんの生歌を聴きたかった。
生でりななんの「できるかな?」を聴きたかった。
りななんがいなくなってから初めて、こうやって後悔してるんだ。
なんて馬鹿なんだろう、なんて愚かなんだろう。
だから、りななん、わたしはもうオタクするにあたって後悔したくないです。

わたしは鈴木拡樹さんのファンをやめたことを後悔してない。
そもそもファンにやめるとかそういう概念があるのかっていうところから考えたりもしたけど。
嫌いになったわけではない、ただ、今の推しがあまりにも魅力的すぎただけの話。

ひろきくんを推してたときも、結構な頻度で後悔してたから、次こそは後悔したくない。
今推しくんに関して後悔してることと言えば、もっと早くに出会いたかったってことぐらい。
後悔しないように、頑張るね。

松野莉奈ちゃん、今までありがとう。お疲れ様。
ゆっくり休んでね、貴方の歌と笑顔が大好きでした。



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そして、この記事が当ブログの最後の更新になります。
もともと、鈴木拡樹さんの舞台を観に行っての感想などを書き連ねるところとして始めた場なので、推し変してまでここを使うのはどうなのかな~と。
またブログやりたくなったら、新しいブログ作って別人としてやろうと思ってます。
今度は推しの名前を出さない方向で。そっちの方が好き勝手書けることに気がついた。
くだらない記事ばっかり書いていましたが、読者登録をしてくれたり、スターをつけてくださった方々、本当にありがとうございました。
また会う日まで。
わたしはこれからも、日本のどこかでオタクしてます。後悔しないようにって思いながら。